現役ドッグトレーナーが解説する「仔犬の甘噛み」の正しい考え方

我が家に犬がやってきた!
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仔犬の甘噛みはパピークラスでも最もよく質問される事柄です

仔犬を飼って甘噛みで悩まない飼い主はいないのではないでしょうか?

今「甘噛み」で悩んでいる飼い主様。

あなただけではありません。

多くの方が同じ事で悩んでいます。

自分の家の仔犬だけが甘噛みをするわけではありません。

生後2か月~6か月ぐらいの月齢の仔犬は多かれ少なかれ甘噛みをします。

これを読めば「甘噛み」についての考え方は変わるはずです。

もう悩むのはやめましょう。

初めて犬を飼う方お勧め獣医監修【こいぬすてっぷ】

さぁ今日から仔犬の甘噛みで悩むのはやめよう!

アンちゃんとたくみ君
アンちゃんとたくみ君

ママ。またマロンちゃんに噛まれた。痛いよ~。

山名ママ
山名ママ

そうねぇ。最近マロンちゃんの噛むのはひどいわね。ママも傷だらけよ。

山名パパ
山名パパ

このままほっておいたら噛む犬になるんじゃないか?どうしたら治せるんだろう?


これからとても大切なお話をします。

もしかしたら他のブログでは書いていない内容かもしれません。

ぜひ読んでみてください。

仔犬の甘噛みを治そうと考えるのはやめよう!

上記でも書いた通り仔犬の甘噛みはどんな仔犬でも表れる仔犬にとっては当たり前の行動です。

もう一度言います。

仔犬が成長していく過程で表れる普通の行動なんです。

ですので人間にとっては問題行動でも仔犬にとっては普通の行動です。

これを止めさせよう・治そうなどと思う事じたいが間違っています。

ものすごく簡単に言うと生後6か月を超えてくると自然に治っていきます。

何もしなくても自然と治っていくのです。

私はよくパピークラスでこうやって表現します。

まきこ先生
まきこ先生

仔犬の甘噛みは「台風」みたいなものです。

台風の中にいる間は甘噛みは続きます。

台風はそのうち去ってしまいます。

去ってしまえばそれで終わり。

甘噛みもそんなものですよ。

まぁ、そうは言ってもまだまだ不安ですよね?

ではなんで甘噛みをするのか?

を考えてみましょう。

仔犬はどうして甘噛みをするの?

仔犬の頭の中は遊ぶ事・食べる事・寝る事・排泄する事を常に考えています。

どうやって遊ぼうか?誰と遊ぼうか?お腹が空いたらご飯を食べよう!遊び疲れて

お腹もいっぱいになったら眠くなってきた・おやすみなさい・また起きた・オシッコしよう・また遊ぼう・・・。

これの繰り返しなんですね。

生活の中で遊ぶ事は仔犬にとっては大きなウエイトをしめています。

マロン
マロン

どうやって遊ぼうか?飼い主の手を噛んで遊んでみようか!

マロン
マロン

それとも、ソファーのクッションを噛んでみようか!

こんな風に甘噛みは遊びの1つです。

決して飼い主の手を傷つけようなどとは思っていません。

母犬や兄弟犬と遊ぶように飼い主とも遊びたいと願っているのです。

あなたの事が好きなので遊びたいと思っているのです。

甘噛みはいつまで続く?いつ終わる?

先ほど少し触れましたが、生後2か月ぐらいから始まりピークは歯が抜け始める頃かと思います。

この頃が生後6か月ぐらいです。

歯が抜け始めると口の中が気持ち悪い為に甘噛みがひどくなったり家具などをひどく嚙んだりするようになります。

歯が永久歯に変わってもすぐに甘噛みが治るわけではありませんが、一気に甘噛みが減ったと感じるようになってくるでしょう。

注意甘噛みの対応を間違えるとこの頃でも甘噛みは続き自分の主張は噛んで要求を叶えようとします。

ひどくなると本気で噛む・成犬になっても甘噛みがいつまでも続くなど本格的な問題行動へ発展していってしまいます。

仔犬の甘噛みの正しい対応の仕方

「なぜ甘噛みをするの?」「いつまで続くの?」についてはご理解頂いたと思いますがそうは言っても3~4か月続きます。

毎日毎日手や足を噛まれ続けて下さい。

と言うつもりはありません。

具体的な対応方法をお伝えします。

完全に無視をする

無視をする・・・以上にもしかしたら難しい完全無視です。

ご家族全員で徹底して完全無視をして下さい。

気持ちを断ち切ります。

甘噛みをしたら一切仔犬に反応する事は止めて下さい。

痛いと声を出す・手をブラブラさせて痛がる・足をブラブラさせて仔犬から逃げる

この人間の行為は自分と楽しく遊んでくれている!と仔犬に誤解させる行動です。

甘噛みを止めさせたいはずがもっと遊ぼう!と仔犬に教えているようなものです。

手を甘噛みし始めたらすぐにその場から立ち去ります

仔犬をケージへ入れて頂いても構いませんが甘噛みをする度に何度もケージへ入れる事になります。

自分がその場から立ち去る事の方が簡単です

立ち去る事さえ面倒くさい方はスマホを触る・テレビを見る・家事をするなどをして仔犬から気持ちも態度も断ち切って下さい。

足を噛む場合はその場で止まります。

仔犬が動く足への興味がなくなるまでジッと立っていてください。

動き始めるとまた噛みにくるならまた止まります。

噛まれて痛いなら分厚いスリッパを履くなどで対応して下さい。

手や足を噛んだらあなたとは遊ばない!としっかり態度で表してください。

強く甘噛みをした時にだけ「痛い」と言っても構いません。

しかし今のは痛かった!

と仔犬に伝わるほど真剣に「痛い」と言わないと伝わりません。

子供さんが甘噛みをされる事も多いと思いますがこの対応方法はご家族全員でやって頂きたいです。

子供さんが話が分かる年齢ならきちんと親御さんが対応方法を教えてあげてください。

話が分からない年齢なら親御さんが仔犬をきちんとコントロールしてあげてください。

仔犬はあなたと遊びたいけれど甘噛みをしたら遊びをストップされるんだ!と教えてあげてください。

パピーパーティやパピークラスに参加する

甘噛みは遊びたい気持ちの表れだと申し上げました。

飼い主以外にも遊び相手が仔犬には必要です。

パピークラスやパピーパーティでの仔犬同士の交流は仔犬が大人になる上ではとても大切な経験です。

なかなか近所でそのような交流出来る場所はないかもしれません。

交流できる場所がない場合はご自分のお友達で遊び好きの犬を飼っている方がいればお願いをして仔犬を遊ばせて下さい。

近くの公園で犬が集まる時間があるなら積極的に参加してみて下さい。

パピークラスやパピーパーティなどがあるなら積極的に何度も参加してください。

仔犬同士で遊ぶことで甘噛みをお互いがやったりやられたりしながら甘噛み

の力加減を覚えると同時にストレス発散にもなり家庭内での甘噛みを減らすことへ繋がります。

噛んだら嫌な味のするスプレーやジェルを使う

昔からあるリンゴの苦み成分を抽出したスプレーやジェルタイプの商品。

甘噛みする手や足にスプレーしたりジェルを塗ったりする事で甘噛みしたら変な味がする・・・

と甘噛みが抑えられる事があります。

が全ての犬に当てはまるわけではありませんし甘噛み自体の行動を抑えられるわけではありません。

噛んでもよいおもちゃやガムを与える

噛んでもよいおもちゃやぬいぐるみを与えて下さい。

ガムを与えてもかまいません。

簡単に食べてしまえるガムは止めてください。

大きくて頑丈で仔犬が噛んでもびくともしない形状の物を選んで下さい。

噛んでもよい木で作った犬用のおもちゃがあります。

絶対ダメとは言いませんがあまり沢山の木を食べてしまうと吐くなどの原因に繋がる事がありますのでご注意ください。


しつこいぐらい言いますが甘噛みを治そうと考えるのではなく上手くこの状況に対応しながらこの時期が去るのを待つ!という事を心掛けてください。

絶対ダメな甘噛みの対応

これをすると将来「本気噛み」に繋がる人間の行動をお伝えします。

今これを読んではっと!思った飼い主様。

まだ間に合うかもしれません。

ぜひ今すぐ止めましょう。

仔犬を叩く・マズルを強くつかむ

何度も言いますが「あなたを好きで遊びたい」から甘噛みをします。

いつも遊びたいと願っています。

仔犬が遊びたいと思っている犬としては正常の行動を人間が叩いたり・マズルを強くつかむなどをすると飼い主との信頼関係が築けないまま成長する事となり人間は嫌な事をする相手だと認識します。

嫌な事をする相手に犬がとる行動は自分を守るのは自分しかいない!との自己防衛をする意識が強くなり「本気噛み」へと繋がります。

指や足を噛む事を許している

甘噛みが始まっても最初は痛くないからと手や足をおもちゃにさせてしまう。

甘噛みをする力が強くなってくるとやっと手や足を払いのける。

手や足を噛む事を最初から許してしまうと根本的な手や足に甘噛みをさせない!とゆう信念が揺るぎます。

結局飼い主自身が手や足を噛む事を許してしまっています。

「仔犬の甘噛み」は犬が成長していく上では当たり前の行動で治そう!などと考えるのは止める事。

甘噛みの時期とうまく付き合う事で将来の犬の行動が変わると認識する。

決して力づくで止めさせようなどは考えない事。

時期が過ぎない限り「甘噛み」は止まらないと思う事。

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